Wikia Searchはオープンプラットフォームの検索エンジンで,開発者がサーチコードに手を加えることができる。検索結果の順序やスパムの判定などをコミュニティーに委ねたソーシャル検索でもある。まだ完成度が低くて日常的に使える代物ではないが,今後どのように成長していくかは楽しみである。
このWikia Searchについて,Googleの検索連動広告が付いているとブログCenterNetworksが伝えていたので,飛んで試してみた。英語サイトを指定して,“new york”を検索してみた。その結果が以下の通りである。

確かに,ブロードウェイの予約サイトやコンチネンタル航空の予約サイトなどの広告が掲載されていた。それも広告だけは日本語で。
Googleはつい最近も,Yahooと提携して広告ネットワーク(Adwords/AdSense)の拡大に努めている。それにしても未知数のWikia Searchにも食い込み,広告ネットワークのリーチを広げようとしているのには感心する。ネット技術者やマニアックなユーザーを仲間にしておきたいとの思惑があるのかも。
◇参考
・Wikia Search Adds Google Ads(CenterNetworks)
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