2004年の米オンライン広告費は前年比28.8%増の94億ドルになり,来年以降も成長カーブを描き2008年には現在の倍近い17.5億ドルにも跳ね上がる。eMarketerはRamsey Reportで威勢の良い予測を発表した。米インターネット広告市場のV字回復は間違いないようだ。同レポート"State of The Online Advertising Industry"は
http://www.emarketer.com/Report.aspx?ramsey_white_nov04)から無料でダウンロードできる。
多くの調査機関から出ているインターネット広告市場予測を眺めると,2004年ネット広告費の伸び率は前年比+14.6%(PricewaterhouseCoopers)から+35.0% (American Technology Research)と幅があるものの,いずれにしろ今年の急成長は確信している。2000年のネットバブル期を凌ぐのも確実だ。日本の2004年ネット広告費が1600億円 としても,米国の広告市場は日本の約6倍の規模である。
急成長するネット広告をかさ上げし,最も勢いがあるのが,やはり検索連動型のpaid Search Adである。2004年は前年比55%増の39.3億ドルとなり,ネット広告全体の42%も占める。
posted by 田中善一郎 at 18:35
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