Web2.0バブルにあやかって,ソフトウェアも「Web2.0ソフトウェア」と謳った方が注目を浴びるようだ。そこで,ITコンサルティング会社のDion Hinchcliffeが,彼のブログの中で,今年のベストWeb2.0ソフトウェアなるものを選んでいる。ここでいうWeb2.0ソフトウェアとは,いわゆる「参加のアーキテクチャ」をベースにしたソフトウェアのようだ。
彼は,先月末にスタートしたばかりの"Web2.0 Workgroup"のメンバーでもある。"Web2.0 Workgroup"はWeb2.0をテーマにしたブログが結集したワークグループ。その彼が,ブログの中で“The Best Web 2.0 Software of 2005”を選出した。次のように,部門別にベストソフトを選んでいる。
・Social Bookmarking部門:del.icio.us
・Web 2.0 Start Pages部門:Netvibes
・Online To Do Lists部門:Voo2do
・Peer Production News部門:digg
・Image Storage and Sharing部門:Flickr
・3rd Party Online File Storage部門:openomy
・Blog Filters部門:Memeorandum.com
・Grassroots Use of Web 2.0部門:Katrina List Network
・Web-Based Word Processing部門:Writely
・Online Calendars部門:CalendarHub
・Project Management & Team Collaboration部門:BaseCamp
各部門では,競合ソフトウェアも載せており,参考になる。似通ったソフトが相次いで生まれている。こうしたソフトは,面白そうだし,役に立ちそうである。その上,ほとんどが無料で使える。ユーザーにとってはありがたいが,ビジネスとして成り立たせるのは大変そう。del.icio.usやFlickrのように,大手に買収してもらえるまでに成長するのは,どこか。
メディアサイトの観点からは,Peer Production News部門とBlog Filters部門に注目したい。Peer Production News部門では,有名になったdiggをベストに選んでいるが,ソーシャルニュースコミュニティと称するgobbr.comとか,(digg+slashdot+del.icio.us)のリミックス風サイトDiggdot.us も要チェックである。Blog Filtersソフトは,玉石混淆のブログから玉ブログを絞り出す類のソフト。ニュースアグリゲーターであるTopix.netでは,100万ブログから1万5000ブログを選別し,ニュースサイトに加えて選別ブログも,収集している。
Online Calendars部門も注目の的だ。ベストで選ばれたCalendarHubなんかは,グループで使うと役立ちそう。
◇参考
・The Best Web 2.0 Software of 2005 (web2.wsj2.com)
・Web2.0のワークグループ,参画ブログを束ねたOSMLがベースに
・ニュースアグリゲーターの米Topix,1万5000ブログを収集ソースに追加
2005年12月13日
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