2005年10月の検索回数は51億件と,6月に比べて15%も増えた。インターネットユーザーの検索利用は,まだ勢いよく伸びているのだ。10月の総検索回数51億件のうち48%(24億件)がGoogle,21.8%がYahoo,11.3%がMSNであった。この数字を反映するかのように,Googleは検索広告市場で,差を付けてのトップを走り続けている。
注目のAOLは7.2%である。AOLはGoogleの検索エンジンを使っているが,MSNに乗り移るかもしれない。もし,AOLがMSNの検索エンジンに切り替えると,MSNの検索エンジンのトラフィックは,Yahooとほぼ同じレベルになる。AOLをめぐるMSNとGoogleの綱引き結果次第で,インターネット広告市場が大きく塗り変わる。
◇参考
・Search Use Continues To Grow(MediaPost Publications)
今朝のウォールストリートジャーナルで「グーグルがAOLに出資」との報道が出ていました。TBさせていただきましたので詳細はそちらで確認していただければと思います。
今後もブログ記事楽しみにしています。
maaconnさん,「グーグルがAOLに出資」のご通知,ありがとうございます。私も,たまたまReutersの記事で見かけて,書いているところでした。