ロイターが音頭をとって進めていたNewsMLプロジェクトが大きく後退した。NewsMLは、XML(eXtensibleMarkupLanguage)をベースにしたニュース記事管理用フォーマットで,ネット時代のニュース流通を促進するものとして,主に,日本も含め新聞業界では前向きに取り組んできた。ここにきて,引っ張ってきたロイターがブレーキを踏んだのは,同社のリストラによりWebプロジェクトを遅らせることになったためだ。(Reuters cuts workforce and delays web project :The Guardian)
NewsMLが足踏みしている間に,同じXMLのサブセットとも言えるRSSが,ブログから始まり新聞社のニュースサイトまで草の根的に一気に普及したのは,興味深い。