WashingtonPost.comは,カテゴリー別にRSS配信したり,また記事と外部ブログとを連係 させたりして,サイトへの集客に努めている。つまり,外部の検索エンジンやブログを介して,より多くのユーザーがサイトをアクセスするように仕向けているのだ。このように外部のサイトを経由して,せっかくWashingtonPost.comの訪れても,読みたい記事が無料閲覧期間を過ぎて読めないと,ユーザーががっかりしてしまう。
そこで,各ニュース記事の無料閲覧期間を,60日間に延長したのである。ブランド力を頼りにトップページに来てもらい,サイト内の記事を読んでもらうやり方だけでは,新聞社サイトが成り立たなくなっているのだ。つまり,外部パワーをうまく利用して,ネット上に各記事の露出を増やし,ユーザーをサイトに呼び込むことが欠かせなくなってきたのだ。
◇参考
・60 Days of Archives Available(post.blog)
・WashingtonPost.com Extends Free Content Window(CrickZ Network)
・WashingtonPostもTechnoratiと提携,引用ブログが閲覧可能に
・WashingtonPostとTechnoratiの連係プレー,このままでは危ない落とし穴が
・Wasington Post,RSSフィードにテキスト広告を挿入