まさにサプライズな記事見出しである。NYTの人気ブログBitsの記事で、“Connectivity Scorecard”なるものを紹介していた。これは、LECGとLeonard Waverman(Fellow of the London Business School and Dean and Professor at the Haskayne School of Business at the University of Calgary)によって測定された、世界各国(50ヶ国)のインターネットコネクティビティのスコアである。
実際のスコア結果を見ておこう。以下は、Innovation driven economiesと分類された国のConnectivity Scorecardである。

(ソース:LECG)
この表で、米国がトップで、日本が10位、韓国が18位とランク付けされている。6項目について比較し、総合点でランキングを決めたようだ。日本と米国の総合スコアと各項目のスコアを,以下に掲げておく。

(ソース:LECG)

(ソース:LECG)
日本は米国に比べ、ネットインフラで先行しているが、アプリケーションで遅れているということなんだろう。特に米国は政府関連のネットサービスが進んでいるとなっている。
またこのレポートでは、Connectivity ScorecardとGDP PPPやUN Human Development Indexとの関連性を、グラフ表示している。Connectivity ScorecardとPPPとの関連性を示すグラフを以下に掲げておく。

(ソース:LECG)
詳細はPDF(65ページ)の公開レポートで。
◇参考
・Connectivity Scorecard 2009(LECG)
・Connectivity Scorecard (LECG)
・Surprise: America is No. 1 in Broadband(Bits,NYTimes.com)