昨日の昼頃(米国の2日)飛び込んできた「GoogleがTwitter買収で交渉中」とのニュースもそうであった。ブログTechCrunchのスクープである。
個人的には、ニュースアグリゲーターのTechmemmeでその記事を知った。その時のスクリーンショットは以下の通り。
TechCrunchが記事をネットにアップしてからすぐに、Techmemeが上のように掲載した。最初から最上位置のトップ記事である。間違いなく、多くのブログが一斉にこのニュースを取り上げることになる。こうしてソーシャルメディア界隈では、このニュースが一気に知れ渡ることになる。
少し話が外れるが、このTechmemeの記事でThanks:atulが気になったので、クリックしてみた。すると、たまたまだが以下のTwitterページが出てきた。ニュースアグリゲーターもTwitterを利用し始めているのか。
ソーシャルメディアでいち早く伝播しても、マスメディアではかなり出遅れて伝えられるニュースが多そうだ。つまり、マスメディアしか接触していないと、新鮮なニュースを見落とすかもしれないのである。
Yahoo NewsやGoogle Newsも、マスメディアのニュースサイトの記事を中心に集めているので、ソーシャルメディア発のニュース掲載が遅くなりがちである。実際、Yahoo Newsでは、TechCrunchのニュースが登場してから8時間経っても、このニュースに関する記事が掲載されていなかった。一方、Google Newsでは、以下のようにWashingtonPostの記事がかなり早くから掲載されていた。
これはたまたま、WashingtonPostがTechCrunchとライセンス契約し、以下のようにTechCrunchの記事全文をWashingtonPostに掲載していたからだ。
このため最近では、新聞社サイトが有力ブログと契約し、ブログ記事を掲載するようになってきている。例えば、New York Times(NYT)は、GigaOMやVentureBeat、ReadWriteの各ブログと提携している。またWasgingtonPostは、先のTechCrunchの他に、paidContent.orgやmocoNews.netのブログ記事も掲載している。
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