昨日,米AppleがWWDC09(Apple Worldwide Developers Conference 2009) の概要を正式に発表した。6月8日から始まるWWDC(アップル開発者会議)で,Jobs復帰と新iPhone登場が期待されたが,おあずけになった。
Jobs復帰については,4月末に開かれた四半期決算の投資家向け説明会で,同社CFOのPeter Oppenheimerが6月末に実現する見通しであることを明らかにしていた。ひょっとしたら,Apple得意のサプライズでWWDC09に登壇するのではとの噂も広がったが,結局,6月末に落ち着いた模様。
このためWWDC09での基調講演は,Jobsではなくて, Philip Schiller( Apple’s senior vice president of Worldwide Product Marketing)が行う。 iPhone 3.0 や Mac OS X Snow Leopardが主要テーマとなる。
Jobs復帰を祝うイベントは6月末に開催するようだが,その時の目玉発表として新iPhoneを登場させることになる。つまりWWDC09ではおあずけにされる。
待たされることになる新iPhoneについてのうわさ話を。ハイエンド版とローエンド版が出てくる。ハイエンド版は現iPhoneよりハイスペックの製品。ローエンド版は容量や機能を限定した廉価製品。今夏末にも進出が予定されている中国市場向けを狙っている。
◇参考
・Apple Worldwide Developers Conference to Kick Off with Keynote Address on Monday, June 8(Apple,プレスリリース)
・Steve Jobs, new iPhone coming in late June – analyst(Apple2.0,Fortune)
・Uh Oh: No New iPhone Or Steve Jobs At Apple's WWDC (AAPL)(Silicon Allay Insider)
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