その動画広告がWSJ.comのビデオコーナーで紹介されていたので,それを以下に貼り付けておく。長さが70秒間のビデオである。
英Economist誌も不況の影響で広告売上が落ち込んでいるが,米国の3大経済誌(Business Week,Foebes,Fortune)と比べれば軽傷で済んでいる。これまで米国市場に注力してきた結果,専門性の高い若い米読者を取り込めているという。米国読者の平均年齢は39歳と,比較的若い。米国とカナダでの昨年の購読数は前年比9%増の78万6977部に対し,英国読者は前年比3.1%増の18万6995部であった。
おひざ元の英国での伸び率が北米に比べ低く,さらに読者の平均年齢が47歳と米国読者に比べればかなり高齢であることが問題になっていた。マーケターからはEconomist誌を読むような富裕層で,かつ若い読者を望まれているのだ。その読者若返りのニーズに応えるために,映画館でもコマーシャルビデオを流すといこことだが・・・。
◇参考
・The Economist Targets U.K. Readers(WSJ.com)