TwitterはGoogleやMicrosoftと個別に交渉に入っており,つぶやき(tweet)データをGoogleやMicrosoftに供給することになりそうだ。このことは,Wall Street Journal のAll Things DigitalブログでKara Swisher氏がスクープした。
検索エンジン開発で今や競争の焦点となっているのがリアルタイム検索である。そこでグーグルやマイクロソフトは,Twitterのつぶやきデータを検索エンジンに取り込みたい。そのために,グーグルとマイクロソフトはそれぞれ,Twitterとライセンス契約を結び,つぶやきフィードを丸ごと供給してもらおうとしているのである。
すでにMicrosoftはBingでリアルタイム検索を導入している。またGoogleは同社の検索エンジンで,1時間以内のコンテンツだけを対象にした検索フィルタリングサービスを10月から実施している。リアルタイム検索の開発競争はこれからますます激しくなりそうだ。
◇参考
・Twitter Talking Separately to Microsoft and Google About Big Data-Mining Deals(All Things Digital)