“America's Newest Profession: Bloggers for Hire(WSJ.com)”
このようにWSJの記事によると,ジャーナリストの数が減って,ブロガーが増えているとのことだ。新聞に代表されるマスメディアの記者をジャーナリストと呼ぶなら,ジャーナリストが減り続けているのは確かだろう。アメリカでは次々と記者がレイオフされているのだから。
そのプリントメディアの新聞社や雑誌社を辞めたジャーナリストの中には,ブロガーに転身し新興のブログパブリッシャーなどで活躍している人も少なくない。Gawker Mediaを率いるNick Denton氏は Financial Times (FT)の記者であったように。
また,新聞サイトや雑誌サイトが設けたブログなどに活躍の場を移し,事実上ブロガーに転向したジャーナリストも増えている。WSJ Digital NetworkのAll Things DigitalでブログBoomTownを執筆するKara Swisher氏は,かつてはWSJ紙の記者であったが,今ではブロガーになりきっている。
2度のピュリツアー賞を受賞したNicholas D. Kristof氏は,今もNYTimesのコラム欄(Op-Ed)に週2回のペースで記事を投稿しているが,活躍拠点はブログなどのソーシャルメディアに移している。
定期コラム記事の最後部にはいつも,次のように,彼のブログ(On the Ground)をはじめ,Facebookページ(http://www.facebook.com/kristof),YouTubeページ(http://www.youtube.com/user/NicholasKristof>),それにTwitterアカウント(http://twitter.com/nickkristof)に加わるようにと誘っている。
以下に,彼のブログ,フェースブック,YouTube,それにTwitterの各スナップショットを。
*ブログ(外部サイトへのリンクを自由に張っている)
*フェースブック(ファン数が約14万3000人)
*YouTube
*Twitter(フォロワー数が80万人を超えている)