まず,発表するSteve Jobsのビデオから。
販売価格が予想よりもかなり安い。ストレージ(フラッシュメモリ)容量16Gバイトの機種が499ドルである。タッチパネルは9.7インチのIPS液晶。重さは約680グラム。バッテリー駆動時間は約10時間。カメラは搭載していない。

うわさどおり大型iPhoneで,デスクトップPCとスマートフォンのギャップを埋める製品。大型なので,本格的な電子書籍リーダーや電子新聞リーダーとしての役割が期待されている。
Jobsの発表の中でも, 有力な出版社であるHachette, Penguin, HarperCollins, Simon & Schuster , Macmillan と提携する方向で話を進めていることを明らかにした。またその他の出版社(教科書出版社も含めて)との関係強化にも努めていきたいという。オープンなePubフォーマットを採用するので,iBookstoreで購入した電子書籍は Sony Readerや Barnes & Noble’s Nookなどでも読むことができる。
また出版社との交渉については,26日のWSJ.comの記事で紹介されている。Appleは出版社に対して,ハードカバーのベストセラーの電子書籍版を12.99ドルか14.99ドルのどちらかの価格に設定することを要望している。また幾つかのタイトルは9.99ドルに設定させたいようだ。販売価格の30%がAppleの取り分であるが,残り70%は出版社に分配する。先日Amazonが,今日のApple iPadを意識して,kindleの70%印税と電子書籍価格9.99ドルを発表していた。
電子新聞リーダーとしてのiPadについては,New York Timesが関心を寄せているようだ。iPhone向けのアプリが300万回ダウンロードされていることから,iPad向けにも対応していくのだろう。
◇参考
・iPad(Apple)
・Apple Reveals the iPad Tablet(NYTimes.com)
・Apple Tablet Portends Rewrite for Publishers(WSJ.com)
・@ iPad Launch: Apple Unveils iBook; Brings Developers On Stage To Show Off iPad Features(paidContent)


