同会議( the World Economic Forum Annual Meeting 2010)の公式サイトでも,「MEDIA」タブのプルダウンメニューで"Social Media"が現れる。

その"Social Media"をクリックすると,次のWorld Economic Forum in Social Mediaに飛ぶ。

主要なソーシャルメディア・サイトを総動員して,会議の出席者だけではなくて世界中の人々が参加できるように仕向けている。サイトは,YouYube,Livestream,Qik,Facebook,MySpace,Ning,LinkdIn,Twitter,FriendFeed,Netvibes,Flickr,Scribd,Wikipedia,Google Earthなどである。特設のブログサイトForumblogも用意していた。
この中でも,やはり旬のTwitter(ツイッター)の活躍が目立った。ハッシュタグ(#WEF)のtweetsを集めたTwitterアカウント(http://twitter.com/davos)には,世界の155万人がフォローしている。また,この会議の参加者にも, Queen Rania(ヨルダン女王), Bill Gates, Jens Stoltenberg(ノルウェー首相) Tsakhiagiin Elbegdorj(モンゴリア大統領)のように,Twitterアカウントを持っている人が250人以上もいたようである。ヨルダン女王やビルゲーツ氏は会議期間中にも実際つぶやいていた。

また同会議では,影響力の増すソーシャルネットワーキングについてのセッションも開かれた。そのセッション(Davos Annual Meeting 2010 - The Growing Influence of Social Networks ) のビデオ(1時間50分)はYouTubeのこちらで視聴できる。
もちろん,伝統的なマスメディアも,CNNやGuardian,CNBCなどのように,特設サイトを用意してダボス会議を報道していた。でもリアルタイムあるいはライブで動画を視聴でき,さらに合わせて世界中からの「つぶやき」も聞けたりする,ソーシャルメディアのほうがワクワクしてしまうのだが・・・。
◇参考
・Summary of the Davos Social Media Session(forumblog.org)
・Social Media at the Annual Meeting in Davos 2010(forumblog.org)