
またビデオゲーム市場全体で見ても、携帯(ポータブル)機向けゲーム市場が全般に活気があるのに対し、コンソール型向けゲームは落ち込んでいる。同じくFlurryの調査結果によると、携帯向けおよびiPhone搭載機向けはシェアを伸ばしたが、コンソール向けゲームは79%から71%と減速していた。

*NPDグループによると、米国のゲームソフトの総売上高(コンソール向け+携帯向け)は、2008年が110億ドルで2009年が99億ドル。
やはり際立った躍進を示すのがiPhone OS搭載機向けソフトで、2008年の1%(1億1500万ドル)から2009年の5%(5億ドル)と急成長している。App Storeで売られているiPhoneやiPod向けの低価格ソフトが増えているのだが、ゲームソフト市場全体の売り上げは伸び悩んでいるようだ。
もうひとつ注目すべきは、iPad向けに開発されているアプリの動向である。開発アプリの約半分近くがゲーム分野であるということだ。

◇参考
・Apple iPhone and iPod touch Capture U.S. Video Game Market Share(Flurry Blog)