以下の一覧表は、iTunes storeに早くも姿を現したメディア関連のiPadアプリである。PoynterOnlineが作成した表である。
伝統的な大手メディアが早々とiPadアプリを提供し始めている。たとえば新聞では、WSJ、NYT、USATodayのビッグ3が名を連ねている。またLe Mondeのような米国外の新聞も目につく。この表には出ていないが、 China Daily, Hindustan Times 、the Congleton Chronicleなどの海外新聞も手を上げている。
電子雑誌はまだ準備中のものも多く、これから続々と出てきそうである。また既存のiPhone版を拡大してiPad版兼用のアプリを出している雑誌も少なくない。コンデナスト社のEpicurious Recipes & Shopping ListやGQ Magazineがそうである。下のEpicuriousのスナップショットのように、iPhone(左)に比べiPad(右)は広々としたスペースなので、やはり雑誌に向いている。
次はGQのデモビデオ。
またTime誌のiPad版アプリを日本語サイトで見ると、アプリの価格が600円となっていた。(上の表でTime magazineがmonthly4.99ドルとなっているのは間違いのはず)。
テレビ放送のアプリで目に入ったのが、中国CCTV(China Central Television)のCCTV Newsである。中国から世界に向けて、10時間以上の英語ニュースを発信している。世界中に出荷するであろうiPadに目を付けるのは当然かも。
◇参考
・Early iPad app downloads dominated by media offerings(PoynterOnline)
・Apple's iPad to hit market on April 3(CCTV.com)
・On Eve of iPad Official Launch, Few Newspapers Offering Apps(Editor&Publisher)
・Media iPad Apps: Will These Magazine & Newspaper Apps Save The Industry?(HuffingtonPost)