その口火を切るのが英国のThe Sun紙。カラー3Dの編集ページと広告ページを6月5日発行紙の中で提供する。無料で3Dメガネが付いてくる。南アで開催されるサッカーのワールドカップの1週間前で、同大会の試合一覧表も3Dで掲載される。3D広告の掲載料は通常広告より高い特別価格に。5月にTVで3D新聞をプロモーションし、6月5日の新聞紙を増刷するようだ。
物珍しさで単発的には受けるかもしれないが、3D新聞が定着するとは考えにくい。でも3D企画を実施するのは、今が旬かも。実は既に、中国の新聞が一足先に、3D版を提供しているではないか。Shiyan Evening Newsが4月16日発行の新聞で、16ページの3D特別版を提供していた。どうも内容は3D広告特集のようで、広告主は次の通り。
・wedding photo studio,
・dinosaur theme park,
・local theaters screening the 3D version of Clash of the Titans,
・several hospitals,
・a number of car makes,
・the eyewear retailer that sponsored the free 3D glasses.
一例を以下に掲げておく。

新聞の3Dは、編集のためよりも、広告のために利用されていくようだが。
◇参考
・The Sun to publish 3D issue(MediaWeek)
・China's First 3D Newspaper Would Like To Inform That Dinosaur Theme Parks Are Awesome(mediabistro)