Appcelerator(モバイルアプリの開発環境提供会社)がモバイル開発者を対象に実施した調査によると、AppleのiOSが一番人気で、GoogleのAndroidが2番人気となった。調査実施時期は2010年6月15-17日。
主要モバイルOSプラットフォームには、Apple (iOS), Google (Android), Palm/HP (webOS), Microsoft (Phone 7), Nokia (Symbian/Meego) and RIM (BlackBerry)などがあるが、モバイル開発者がどのプラットフォームで開発したいかをアンケートした結果が、次のグラフである。

iPhoneとiPadのApple’s iOSが、モバイル開発の世界では最も人気の高いプラットフォームである。iOS(iPad)は6月に早くも、84%の開発者が取り組むのに強い関心を抱いている。
次は、プラットフォームをiPhone/iPad(iOS) 、Android、BlackBerry、Oters(Palm、webOS、 Microsoft Phone 7、 Nokia)の4つに分けて、4者択一の質問にモバイル開発者が答えた結果である。

現在の市場性から見て、短期的には圧倒的にiPhone/iPad(iOS)の人気が抜きんでいる。でも市場でのオープン性やOSとしての機能の点では、Androidのほうが人気が高く、54%の開発者が長期的にはAndroidに軍配を上げている。
◇参考
・Mobile Developer Survey, June 2010(Appcelerator)
・Survey Says: Developers Increasingly Prefer Android, but Still Favor iOS(iPad Weekly)
・Appcelerator Q2 Mobile Developer Survey