米ウォールマートが,オーバーチュアのpaid search(検索連動型広告)を利用してインターネット上で大々的にPR活動を始めた。
ウォールマートは世界最大の流通業者であるが,強過ぎるための反発か,同社に対する批判はネット上で渦巻いている。低賃金や生産者搾取,それに強引な市場原理主義者であるとして,ウォールマートを批判したり抗議するWebサイトがあふれているのだ。
そこで,同社はこのほどPRサイトとしてWalmartfacts.com(http://www.walmartfacts.com/Default.aspx)を立ち上げた。このサイトは,“anti-anti-Wal-Mart site”とも言われ,同社のイメージ改善を目的とする。サイトに行けば,ショップの宣伝ではなくて, 奨学金とか津波寄付金などにスポットを照らし,同社がいかに社会に貢献しているかを訴えている。
このPRサイトに多くの人を誘導するために,オーバーチュアのpaid search(検索連動型広告)を利用したのだ。YAHOO! Search(http://search.yahoo.com/)で“walmart”を入力すると,検索結果の上部に,Walmartfacts.comへ誘導するテキスト広告が現れる。通常,“walmart”を検索入力した人はショップに行きたいはず。だが,ショップサイトではなくてPRサイトに誘い込むのである。検索結果の1ページ目にはウォールマート批判サイトが登場しているにもかかわらずだ。
さらに,"walmart sexism," "walmart labor," "walmart lawsuit" "walmart trade"といった言葉を入力して検索すれば,検索結果ページにはウォールマート批判サイトのオンパレードになるのは明らかだ。驚くことに,このような検索結果のページにも,Walmartfacts.comのテキスト広告を載せたのだ。このキャンペーンで,ネット上に蔓延しているウォールマート攻撃をかわすことがことができるのかどうか・・。
参考
Wal-Mart's Paid Search PR Spin
http://www.mediapost.com/dtls_dsp_News.cfm?newsID=287371&Search=walmart&FuseAction=Article&Pn=1
2005年01月21日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/1651509
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/1651509
この記事へのトラックバック












