ソーシャルメディアでも、共和党支持者の勢いが目立っていた。2年前の大統領選挙の時は逆に、オバマ旋風が吹きFacebookやTwitter、それにYouTubeでも圧倒的に民主党支持者が幅を利かしていた。
ブログ「All Facebook」では特設ページAll Facebook election statisticsを設け、選挙関連統計データを示してくれている。その中のSenate - Facebook Ratingsでは、FacebookにおけるSenate(上院)の候補者のファン数を比較している。
今回の上院改選区で、赤い州は共和党候補者のファン数が民主党候補者よりも多い州である。一方青い州は逆に、民主党候補者のファン数が多い州である。今回はオバマ政策を激しく責め立てたい人が多いのだろうか、共和党候補者のファン数が162万人に対し、民主党候補者のファン数は37万人と、大きく差が付いた。

このようなファン数は組織票で大きく変わるので、ファン数が多い少ないを比べても意味がないと思っていた。でも中間選挙の結果を見ると、Facebookのファン数の多い候補者ほど、選挙でも勝利を収めている傾向が見えるのだが・・・。
以下は、NYTimes.comがまとめた選挙結果を示すSenate Mapである。上のFacebookの地図と、NYTが作成した下の地図を比べると、青い州と赤い州がかなり一致しているのでは。

◇参考
・米国の中間選挙、Facebookでも共和党支持に勢い(メディア・パブ)