米国人にとって最大のエンターテイメント・イベントであるスーパーボウルが近づいている。今年は2月6日。試合とともに注目されるのが,中継番組に流れるTV広告(コマーシャル)である。9000万人の視聴者が熱中する番組における,30秒間のスポット広告料が240万ドル(2億5000万円)。毎年イノベーティブな広告が登場することでも話題を提供してくれる。
米調査会社のIntelliseekは,広告主からの依頼を受けてコマーシャルの反応調査を行うが,その調査でブログを利用することにした。まず,50〜100人のブロガーをパネラーにして,試合中に流れるコマーシャルについてのコメントを提供してもらう。また何百万ものブログをはじめ掲示板やフォーラムの議論も収集し,データマイニング・ソフトウェアで分析する。多くの米国民にとって共通の話題になるスーパーボウル広告は,インターネット上でも議論の的になる。消費者はネット上で,広告(あるいは登場商品/サービス)について好き嫌いの意見を共有したがる。どのような形でインターネット上に伝搬していくのか,ある意味ではTV広告の効果を左右しかねない。今やネット上の口コミツールと言えばブログだけに,ブロガーを利用した調査は欠かせなくなるだろう。また,タイムシフトで視聴するTiVoユーザーのコマーシャル飛ばしの影響も調べることにするようだ。
今年の広告主では,GoDaddy.comやCareerBuilder.comのネット系企業も再登場するほか, Visa, Hondaなどの主要企業も名を連ねている。 ただしIntelliseekは,今回の調査の依頼企業名は明らかにしていない。昨年は,中継中にジャネット・ジャクソンの右胸が露出するハプニングが発生し,インターネット上での議論はジャネット・ジャクソン事件に集中してしまった。今年もこのような事件があると,今回の調査は台無しになってしまうが・・・。
Bloggers' newest power: rating Super Bowl ads
http://www.mercurynews.com/mld/mercurynews/business/technology/10698370.htm
2005年01月25日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック


