Pewの調査では一般に、ランダムサンプリングした18歳以上の大人に対して電話インタビューする場合が多いが、今回の2010年11月に実施した調査では、オンライン利用の大人を対象に、つまりインタネットユーザーを対象に、“Do you use Twitter?”と質問し、回答者の8%がTwitterを使っていると答えたわけだ。そこでインタネットを利用していない大人も含めると、米国大人の6%しかTwitterを使っていないことになる。Twitterユーザーは大人の10%くらいに達していると思っていたのだが・・・。
ひとつ前の記事のSocialbaker調査によると、米国でのFacebookユーザー数は1億4700万人で、全人口の47.32%にFacebookが浸透していた。赤ん坊も含めた浸透率である。米国の大人だけを対象にすれば、50%をはるかに超える人たちがFacebookを利用しているはずだ。米国では、FacebookとTwitterの浸透率が1桁くらい違うということか。
今回の調査では性別、年齢別、人種別にTwitterの利用率を、次の表のように示している。女性と若年層で利用率が高いのは予想通りであるが、人種別で白人(ヒスパニックを除く)が5%と低くヒスパニックが18%と高いのが意外である。どうも、今年、ラテンアメリカで爆発的にTwitterユーザーが増えた(前年比300%増)ことが大きな要因のようだ。

次は、他人のツイートをどれくらいの頻度でチェックしているかの調査結果である。Twitterユーザーの36%は毎日ツイートをチェックしている。

次は、Twitterでのいくつかの行動について、それらの頻度を比較している。

◇参考
・8% of online Americans use Twitter(Pew Internet):フルレポート(pdf)