だが,Googleが凄いのは,単なる検索会社でないからだとも聞かされる。確かに,検索以外のサービスを相次いで提供してきている。Google自身も,検索事業だけに依存していると成長鈍化が意外と早く訪れかねないことを懸念している。それだからこそ,非検索サービスに注力しているのだが・・・。
でも現実は,Googleの非検索サービスの多くが,“まだまだ”の状況のようだ。Hitwiseの測定によると,Googleサイトに訪れるトラフィックの大半が検索サービスページで,非検索サービスページのトラフィックは期待するほど高くはないのだ。下図は,トラフィックの多い上位20位のGoogleドメインサービス名である。5月13日のデータである。
(ソース:Hitwise)
Googleサイトのトラフィックの約80%がGoogle searchページに集中していた。次いで,Google Image searchが9.5%である。Video serchも含めると, Googleサイトへのアクセスの9割が検索ページとなる。
検索以外のサービスとしては,Mailが5.5%で,Newsが1.5%となっている。この1〜2年に打ち上げた非検索サービスページとなると,Mapsの0.8%がトップで,その他はいずれも0.5%以下であった。だがGoogle searchなどと比べると,相対的にトラフィック量が少なくなるのは当然である。重要なことは,最近始めたGoogleの非検索サービスが競争力を発揮しているかどうかだ。
同じHitwiseが,分野別にYahoo,MSNのサービスとを比較してくれている。
(ソース:Hitwise)
米国の検索市場ではGoogleが独走しているが,非検索市場ではまだGoogleは並の会社にすぎない。まだまだYahooやMSNから大きく差を付けられているのだ。
◇参考
・Google Properties - Understanding the Breakdown(
Bill Tancer - Hitwise US)
・Google Health Announcement Set for Tomorrow - A Good Idea?(LeeAnn Prescott - Hitwise US)
・Google, Yahoo! and MSN: Property Size-up(Bill Tancer - Hitwise US)


