全体の印象は,使いやすくなったこと。 Recently Popular, Top Today, This Week, This Month ,This Yearのタブが用意されており,簡単に切り替えることができる。また,Upcoming Story(以前は,わかりにくい言葉の“Diggall”)もすぐにチェックできる。
以上は,想定通りの話である。やるなぁ,と思わせたのは,目玉の新しいカテゴリーを閲覧するには,登録しなければならないことだ。デフォルトのTechnology分野のニュースページは,従来通り登録なしで閲覧できる。だが,Science,World and Business,Video,Entertainment,Gamingの各分野はベータ版なので,登録を必要としているのだ。ご馳走を目の前に見せられれば,登録しないわけにはいかない。ということで,登録して,新しい5分野をチェックしてみた。下の画面(クリックで拡大可)は,World and Business分野のニュースページである。すでに,digg数(投票数)やコメント数がかなり寄せられている。非技術分野も,順調な滑り出しのようだ。
ともかく,これで登録者数が急増するのは間違いないだろう。digg.comの月間ユニークユーザー数は850万人であるが,その登録者数は約30万人であった。diggのような参加型ニュースサイトでは,新しいニュースを投稿したり,投票(digg)したり,コメントを寄せる人の規模が勝負の決めてとなる。今回のように一度登録してしまうと,米国のブログやニュース記事で良く見かける“digg it”ボタンを,つい押したくなるものである。
半日前に開設した時には,応答できないほどのアクセスが殺到したようだ。つい最近では,ページビュー数がNYTimes.comと肩を並べるまでに急増している・今週あたり,NYTimes.comを追い抜くかもしれない。
◇参考
・Diggが新装サイトを26日に開設,まずWeb2.0の人気ブロガーに紹介(メディア・パブ)
・Digg v3 User Registation (Digg Blog)