2011年06月19日

NYポスト、ブラウザ経由アクセスをブロックし有料iPadアプリを売り込む

 New York Postのサイト(http://www.nypost.com/)にパソコンからアクセスすると、以下のようにNYポストの記事が無料で閲読できる。

NYPPC20110618.jpg

 同じように、iPadでブラウザー(Safari)からNYポストのサイトにアクセスしても、同じようなコンテンツが無料で読めるはずである。確かに、一昨日あたり以前までは、そうだったようだ。ところが昨日(現地の17日か)あたりから変わった。iPadでNYポストのWebサイトにアクセスすると、リダイレクトされて次のような画面が現れた。

NYPostSafriiPad.jpg

 iPadからNYPOST.comの編集記事にアクセスする方法は、NYPのアプリを利用するほかないとの案内だ。これは、iPadのブラウザーSafariを介したNYPOST.comのアクセスをブロックしたとのお知らせでもある。そして、App Store(New York Post for iPad on the iTunes App Store)でアプリを購入してくださいとの案内も付けている。

 iTuneページに行くと、6月17日付でNYPアプリの販売を始めている。NYPの電子新聞(iPadアプリ)の定期購読料は、
・1ヶ月間:6.99ドル
・6ヶ月間:39.99ドル
・1年間:74.99ドル


 それにしてもWebブラウザーからのアクセスをブロックするとは驚くべき手法で、インターネット(Web)を破壊する行為と、Dave Winer氏は憤慨する。でもマードックの新聞ならやりかねない。それだけ新聞は追い詰められているということかもしれない。しかし同じマードックの新聞であるWSJのサイト(WSJ.com)も、またnytimes.comも、iPadのSafariからアクセスできる。

 で、このNYポストのSafariブロックに対して、アップルはどう対応するのだろうか。


◇参考
The NY Post, the iPad and the web(http://scripting.com)
New York Post Blocks iPad Access Via Safari To Sell Subscriptions(paidContent.org)
posted by 田中善一郎 at 10:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/210628493

この記事へのトラックバック