民間調査会社のネットレイティングスによると、(日本国内からYouTubeを視聴している人の数が)5月は前月比約150万人増という異例のペースで伸び、月間の視聴者数が約410万人に達した。USENの無料ネット放送で人気の「GyaO(ギャオ)」は約380万人だったため、視聴者の数では動画専門サイトのトップに躍り出たとみられる。こうなると,これからの日本国内のビデオ関連ビジネスにおいても,YouTubeの存在は無視できなくなってきた。
確かに,日本からのアクセスが急増していることは間違いないが,視聴者数でGyaOを追い抜くまで来ているとは,信じがたい話である。そこで,久しぶりにYouTubeをアクセスしてみた。やっぱり,この話はウソじゃないんだ。その日に最も視聴されたビデオを掲載しているページ(Most Viewd)があるので,それを見てみた。下が,その時のスナップショットである(クリックで拡大可能)。
トップ10のビデオのうち8本が日本からの投稿ビデオである。1位のビデオだけでも311万回も視聴されている。日本人でないと視聴しそうもない類のコンテンツである。おそらく,このビデオだけでも,日本から300万に近い人がアクセしたはずだ。今や,YouTubeの日本からの月間視聴者数は410万人どころではなさそう。
極楽とんぼの不祥事により欽ちゃん球団が解散を表明したというニュースを新聞でチラッと読んでいたが,このスキャンダルに関するビデオがYouTubeランキングの上位を独占していたのである。このような芸能ネタで,まるでYouTubeを日本人が占拠するとは。これからも,頻繁に起こりそう。
YouTubeが用意しているサーバーや回線リソースを,日本人にたっぷり使われていることになる。でも,昨日のようなコンテンツだと,とても,広告スポンサーが寄りつきそうもない。それ以前に,投稿ビデオそのものが,著作権侵害のコンテンツだし。make moneyどころではないのだ。
YouTube問題は,米国内だけの話ではなくなってきた。












