検索結果ページの特等席に,digg.comからのSubscribed Link枠が置かれている。その内容は,現在人気の高いyoutube関連のニュース/ブログの見出しが掲載されている。検索結果の情報としては役に立つ。
でも一瞬,どうしてdiggが現れたのか分からなかったが,Google Co-opを思い出した。そうか,もうGoogle SearchにGoogle Co-opが組み込まれているのだ。Google Co-opのエントリーを書いたときに,diggを登録していたようである。
さらに“ipod”で検索した結果が,次の通り(クリックで拡大)。
この場合,検索結果ページの最上段にあるSubscribed Linkは有料の広告枠であるが,その下のSubscribed Linkは無料枠となっている。ここでは,ContributorsであるDiggからのコンテンツが掲載されている。
Googleとしては,検索結果の質を高めるために,Contributorsのコンテンツを無料で掲載しているのである。片やContributorsは,Googleサイトから多くの来客を期待できる。この例でのGoogleとDiggの関係は,win-winと言えそうである。
だが,Google Co-opが,うまく離陸できるかどうかはまだ不透明である。どこまで,メディアなどの専門性の高いサイトが,Google検索のContributorsとして,参加するかにかかっている。
◇参考
・Google Co-op,既存メディアを取り仕切るハブになるのか(メディア・パブ)