SpiderLync社のSocial Snap Tagを使う。9月特集号表紙に載ったFacebookロゴのSocial Snap Tagをスマートフォンなどで撮影して、現れたページで「いいね!」と応じると、Glamour誌から特別キャンペーンのサービス(割引サービスなど)が受けられるわけだ。GlamourブランドのFacebookページのファンになることになる。また同号の雑誌に広告を掲載したZappos, GAP, Lancome, Nivea, Skinny Cow, Dr. Scholls, HTC など20社以上の企業もこのキャンペーンに参加し、企業ブランドのFacebookページやTwitterページと雑誌広告との連動を実現させた。
2次元バーコードを使って雑誌や新聞などの紙メディアとオンラインサイトとを連携させたマーケティング手法は、特に目新しいものではない。QRコード技術を用いた事例はいくらでもある。SpiderLync社もSnap Tagを介してモバイルユーザー向けマーケティングのソリューションを提供している。FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアとの連動に特化したソリューションを売りにしている。また技術的な特徴も備え、先のFacebookの例のように、Snap Tagにはブランドロゴを目立つ形で配置できる。
トヨタもSpiderLync社のSnap Tagを採用した。たとえば以下のようなToyoTagsと称するSnap Tagをいろんなところで露出させ、20〜30代の潜在的なユーザー(たいていスマートフォンを常時利用)に向けてソーシャルメディアと連動したマーケティングに力を入れている。
◇参考
・Glamour Magazine Using Social SnapTags to Connect Readers to Brands on Facebook & Twitter(SocialTimes)
・Snap and Send, and Learn More About Toyota(NYTimes.com)
・SpyderLynk Launches Social SnapTags Enabling Mass Media to Instantly Activate Social Connections(PRWeb)
・Facebook Marketing: Toyota Crowdsources Philanthropy(RealtimeReport)
・Toyota Donates 100 Cars on Facebook(ClickZ)


