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2011年08月17日

グーグル対アップル、モバイル特許戦争を制する者が主導権を握る?

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GoogleMotorolaLogo.jpg

 上のようなロゴも飛び出す、今回のGoogleによるMotorola Moblility買収劇。これからのネットビジネスの中核がモバイル分野に移行するのは間違いない。モバイルネットワーク、モバイル端末、モバイルOS、モバイルマーケットプレイス(流通、決済)それにモバイルアプリを巡り、激しい主導権争いが展開されている。スマートフォンやタブレットの普及はこれからが本番と言われている段階なので、モバイル商戦はまだ前哨戦なのかもしれない。それなのに、モバイル端末、モバイルOS、モバイルマーケットプレイスで先行しバーチカル展開しているAppleが、時価総額で世界一の企業に早くも躍り出た。まだ前哨戦なのに・・・。

 この宝の山となりそうなモバイル分野では、特に2〜3年ほど前から特許戦争がアチコチで大爆発していた。なかでもモバイル端末のハードやソフトに関して、激しい訴訟合戦が繰り広げれてていた。その戦いの相関図は、今回の買収劇に絡んで、次々と出てくるだろうが、先ほどから探してみたのだが、10ヶ月前の以下の古い図(InformationIsBeautiful.net)しか見つからなかった(既に新しい図が公開されているかもしれないが)。この図は、その下のNYTやGuardianが作成した図を参考に作ったようだ。InformationIsBeautiful.netの図を作成するためのデータ(企業間の訴訟など)はGoogle Documentの表でまとめられている。最近のデータがまだ記入されていないので、誰か追加してくれるとありがたい。

MobilePatentWarInfographic2010.jpg


Mobile Patent Lawsuits.jpg
(NYTimes))

MobileBusinessGuardian.jpg
(Guardian)

 これらの図では、AppleとGoogleが正面衝突をしていなように見えるが、実際はAppleは外堀を埋める形で、Android端末メーカーのHTCやSamsongを特許で絡めて責め立てている。特許戦争で不利な立場に追い立てらつつあるAndroid陣営を守るためにも、Googleとしてはモバイル特許を多く抱えたMotorolaを何が何でも獲得したかった。同じく新型モバイルでやや出遅れているMicrosoftもMotorola買収に乗り出していたが、すでにNokiaとの連携を固めていることもあって、GoogleがMotorolaを買収することになった。

 
 以下は、スマートフォンメーカの利益高/利益シェアの推移である。AppleのiPhoneが利益面では圧倒的にリードしているが、出荷台数ではAndroid端末が逆転してきた。また利益面でも、SamsongやHTCがジワジワと追いあげてきている。Appleとしては、出鼻をくじく意味で、SamsongやHTCを叩いておきたかった。それにしても日本のメーカーはどうしたのだろうか。上の特許の訴訟の図では、矢印を向けられているだけのようだが。

MobilePhone2011Q2a.jpg
(asymco.com)

MobilePhoneProfitShare2011Q2b.jpg
(asymco.com)


◇参考
・[Infographic] Who's Suing Whom!(AndroidPIT)
・¿Actúa Apple correctamente demandando por violación de patentes a sus competidores?(AppleWeblog)
・Apple May Battle Google By Acquiring Nokia, RIM and IDCC Patents(phone review)
・HTC attempts serious patent play against Apple in federal court(ars technica)
・An Explosion of Mobile Patent Lawsuits(NYTimes.com)
・Microsoft sues Motorola over Android – and all the other mobile lawsuits, visually(Guardian)
・Infographic: Apple Captures Two-Thirds of World's Mobile Phone Profits(PCMAG)



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posted by 田中善一郎 at 15:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ポータル サーチエンジン
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