以下の表は,代表的なTV局,新聞,雑誌に対する信用度が,1998年から2006年までの間,どのように推移しているかを示したもの。
(ソース:the Pew Research Center)
(ソース:the Pew Research Center)
イラク報道などが,マスメディアの信用を失墜させたのかもしれない。だがそれ以上にオンラインメディアの台頭が大きく響いているのでは。特定のニュースについて,誰もが手軽に複数の記事を読んだり映像を視聴できるようになった。さらに最近では,ブログが出現したり,YahooやGoogle,Diggなどのニュースアグリゲーターも出そろってきており,いろんな視点のコンテンツに直ぐに接することができる。一つのメディアの記事や映像だけからでは得られなかったニュースの深層に迫ることができるようになった。特定の新聞社やTV局だけのニュースコンテンツが信用されなくなるのも,仕方がないのかも。
プリントのニュースメディアの中では,Wall Street Journalが最高の信用度スコアを獲得した。このPEWの結果を受けて,Dow Jones & CompanyはWall Street Journalが米国で最も信用の高い新聞であることを誇らしげに発表している。 2年前に比べ2ポイントアップしたことは素晴らしいが,でも8年前に比べ15ポイントもダウンしており,自慢できる状況にあるとは思えないのだが。
ともかく,TVや新聞のような伝統的なメディア会社の状況は年々厳しくなっている。信頼を失ってきているだけではない。若年層を中心にTV離れや新聞離れが加速化している。オンラインシフトを急いでいるのもそのためである。
◇参考
・Section 5: Media Credibility: Online Papers Modestly Boost Newspaper Readership(the Pew Research Center)
・Wall Street Journal Remains Most Trusted Print Publication -- Across Political Party Lines(Dow Jones & Company)
・マスメディアちょっと信用回復,でも半数しか信頼していない(メディア・パブ)












