2012年01月15日

TumblrとPinterest,さらに勢いが加速化

 今年のソーシャルメディアの台風の目は、TumblrとPinterestになりそうだ。

 昨年から両サービスとも凄い勢いで成長していたが、最後の12月にはユニークビジター数が一段と跳ね上がった。12月のユニークビジター数が以下のグラフのように、Tumblrが前月比18%増の1880万人に、Pinterestが前月比55%増の751万人となった。これは、TechCrunchに掲載されていたcomScoreのデータであるが、驚くばかりの増え方である。

TumblrPinterest201112.jpg
(ソース:comScore、引用:TechCrunch)。線グラフに添えた数字の単位は100万人

 どちらも画像をベースにしたソーシャルサービスである。ユーザーがネット上のお気に入り画像を拝借して貼り付ける場合が多い。Tumblrはその画像を貼った簡易ブログであり、一方のPinterestは画像を貼り付けたピンナップボード(共有ボードと個人ボードがある)サービスである。サービス内の画像(他人が貼った画像)を断りなしで再利用できるので、人気のある画像は一気に拡散するのも売りとなっている。また共に非常に手軽にコンテンツを作成できるのが特徴であるが、画像がゆえに訴求力を発揮しやすい。このため、本来個人ユーザーの画像ブックマーク的なサービスであるが、最近は企業がマーケティングツールとして利用し始めている。

 Tumblrでは、今年の大統領選のソーシャルメディアとしてオバマ大統領陣営がTumblrアカウントを加えたことで話題になった。また昨年末にはコカコーラも公式にTumblrアカウントを立ち上げたが、さすがにコカコーラでデザインがクールである。

TumblrCocaCola.jpg


 一方のPinterestもショッピングサイトによって一斉に使われ始めており、さらに女性雑誌やTV局、新聞なども試しに使い始めている。以下に女性ライフスタイル誌「Real Simple」と米国no.2誌(広告売上高)「 Better Homes and Gardens」のそれそれの公式のPinteresボードを貼り付けておく。

PinterestRealSimple20120114.jpg

PinterestBetterHomes20120114.jpg 


◇参考
December Presents: Record Traffic For Social Interest Sites Tumblr And Pinterest(TechCrunch)
Tumblr, Pinterest and Google+ are emerging as a newer crop of popular social media sites(Finchannel)
New Coca-Cola Tumblr Community: “happiness is…”, Plus a Very Exciting Giveaway!(modOration)



posted by 田中善一郎 at 01:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
この記事へのコメント
簡素で見やすく、背景をその都度好みに変えるようなユーザーのページは、どれも訴求力はある。画像のみならずテキストも普通に引用しているようだから、そこに一言添えるという手法も見ている分には小気味よい。

ただ、それらが何の及第点をもって集めている画像、とかでなければ、特定のユーザーの動きをチェックするまでには至らない(今、自分が常時ブックマークに入れてるTumblrアカウントは二人だけ)。

それに、その界隈では有名なユーザーとかも、なぜか彼らの自嘲ネタを含む視線は斜め上の印象です。一方的な考えですが、拡散させること以外にも、そこからさらに画像や情報を添付・追加したくなるような動きは彼らの間にもあるのでしょうか。

不気味さの中に熱いものを感じる。
Posted by ほめぞう at 2012年01月15日 23:05
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/246156177

この記事へのトラックバック