米国の旧来ラジオ局も大変だ。敵は衛星ラジオやオンラインラジオだけではない。音楽配信サービスとMP3プレーヤーの組み合わせも,ラジオの客を奪う敵なのだ。
そこで,ラジオ・コングロマリットの米Clear Channel Communications は,果敢なネット戦略に乗り出した。まず,インターネットでのビデオへの進出である。オリジナルのオンライン・ビデオ・プログラムを,地方ラジオ局のWebサイト(約200サイト)で提供する。次に7月にも新サービスを仕掛ける。subscription online radio servicesを始めデジタル楽曲を購入できるようにする。さらにライブのモーニングショーをポッドキャスティングで提供する。
同社は全米に約1200局のラジオ局を所有している。そのうち200局の各Webサイトでは,オンエアしているラジオ放送番組をストリームでも流している。"Stripped," と称するビデオプログラムも,これらの200局から手がける。さらに5月1日までに,新たに100局が同じサービス提供に加わる予定。
狙いは,ラジオ広告に比べ急成長しているインターネット広告である。いかに取り込めるかが勝負所となる。他業種が同じようなサービスで先行しているだけに,平坦な道ではなさそうだ。
◇参考
・Clear Channel Overhauls Its Net Strategy
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=internetNews&storyID=8000260
・Clear Channel boosts Net strategy
http://money.cnn.com/2005/03/24/news/fortune500/clearchannel.reut/
2005年03月26日
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