まず、テレビニュースを大いに信用している割合が今年は21%となり、昨年の27%からかなり信頼を失っている。1993年にはテレビは、46%の大人から信用のおけるニュースメディアと見られていた。

新聞ニュースを信用している割合も25%と低い。1979には51%もの米成人が新聞をとても信用できると高く評価していた。

今年の調査は、6月7日から10日まで、ランダムに選んだ18歳以上の大人1004人を対象に電話インタビューで実施した。Gallupの解説によると、米国では最近、マスメディアにだけではなくて、公立学校、宗教、銀行など多くの組織に対し、ネガティブな見方をする人が増えてきているという。ソーシャルメディアなどのネットメディアが浸透し、市民が真実を知る機会が増していることも一因であろう。
◇参考
・Americans' Confidence in Television News Drops to New Low(Gallup)
・Confidence in U.S. Public Schools at New Low(Gallup)