米新聞社の第3四半期の総広告売上高が,118億ドルと前年同期比1.5%減になった。自動車広告と求人案内広告の落ち込みが響いた。
NAA(the Newspaper Association of America)は,2004年からオンライン広告も含む形の広告売上高を発表してきたが,初めてマイナス成長に転じた。好景気に支えられて,最近は何とかプラス成長を維持してきたのだが,これから再びプラス成長に復帰できるかどうか,かなり厳しくなりそうだ。
新聞紙広告が111億ドルと前年同期に比べ2.6%も減ってしまった。その落ち込み分を好調のオンライン広告では補えなかったことになる。オンライン広告は10期連続の2桁成長を続け,今期も23%増の6億3800万ドルと好調にもかかわらずだ。つまり,オンライン広告売上が総広告売上のわずか6%しか占めていないため,オンライン広告が少々頑張っても,プラス成長に持っていけないのである。
このままでは,新聞社の広告売上高がズルズル減り続けてしまう。そこで,先週のエントリーでも紹介したように,米新聞社各社は,広告事業でGoogleやYahooと組むことになった。
◇参考
・U.S. newspaper third-quarter ad revenue falls(Reuters.com)
・米新聞社,こぞってYahooやGoogleと広告事業で提携へ(メディア・パブ)
2006年11月24日
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ニューヨークタイムズ株価、「大物投資家による大量購入」の噂に急騰
Excerpt: 米国の新聞業界はネットへの広告費のシフトが進むなかで長く苦境に立たされている(...
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Tracked: 2006-11-30 15:44


