PewReseachCenterの調査によると、米国の成人インターネットユーザーの46%は自分で撮った写真やビデオをネット上に投稿し共有している。つまりネットユーザーの46%は画像/ビデオ・クリエイターとしてネットに投稿しているわけだ。
またネットユーザーの41%が、ネット上で見つけた写真やビデオを選んで、それを再投稿し多くの人と共有している。つまりネットユーザーの41%は、いわゆる画像/ビデオ・キュレーターということである。
今回の調査で、ネットユーザーの56%が、画像/ビデオのクリエイターとして、あるいはキュレーターとしてネットに投稿していた。調査は2012年8月2日から5日までの間に実施、ランダムに選んだ18歳以上の成人1005人に対し電話で調査した。1005人のうち799人がインタネットユーザーで、その799人に対してソーシャルネットワーキングでのアクティビティーを質問している。
その回答結果が冒頭に述べたようになった。また、利用しているソーシャルネットワーキングのサービスについても聞いて見た。代表的なサービスのそれぞれを、799人のインターネットユーザーの何%が利用しているかを以下のグラフで示す。注目されるのは、Instagram, PinterestそしてTumblrのような、画像(写真など)やビデオを投稿/共有できるサービスが、代表的なソーシャルネットワーキングとして台頭してきていることだ。

代表的なソーシャルネットワーキングのサービスのデモグラフィックデータは、今回の調査では次のようになった。

Pinterestは当然としても、FacebookやInstagram、Tumblrも女性の比率が高いのが目に付く。スマートフォンで撮った写真やネット上のお気に入り画像を投稿している女性が多いのかも。また、若年層の割合が高い新興のInstagramとTumblrを除くと、Facebookなどの有力サービスでは中高年層の割合が意外と高い。さらに、ここでは省かれているFlickrやYouTubeでも、米国では中高年層の割合が比較的高いはず。
◇参考
・Photos and Videos as Social Currency Online(Pew Interenet)
・Pew Study Looks At Photo, Video Sharing Habits(10,000 Words)