1週間は168(24×7)時間だから,メディア接触時間72時間と睡眠時間49時間(7×7)を引くと,残りは48時間となる。今の子供達は,学校生活を除く大半の時間,メディアにどっぷり浸かっていることになる。
最近はさらに,SNSが10代の間でブームになっており,ますますメディア接触時間が増加している。米国の10代の68%は,MySpaceや Zanga ,FacebookなどのSNSに,自分のプロフィールを登録しているという。
また,こうした10代の消費パワーも大きくなっている。米国には,13〜18歳の年齢層の若者が2520万人いるが,彼らは年間に1950億ドルも消費しているという。72時間も接触するメディアが,彼らの消費の行方に大きな影響を及ぼしているのだろう。
以上の調査結果を含めて, 2006 Harrison Group/VNU Teen Trend Report で,米10代の生活を詳しくレポートしている。
◇参考
・Flagship Study of America's Youth Describes What Teens Want(Harrison Groupのプレスリリース)