英Guardianによると,SNS最大手のMySpaceは,user generated content(ユーザーが作り出したコンテンツ)をベースにした雑誌“Marmalade”を発行することになった。現在,創刊の3月号のために,myspace.com/marmalademagを立ち上げている。3月号のコンテンツ締め切りは1月26日だから,その日までこのページをウオッチしておれば,編集の進め方が理解できるのではなかろうか。もう,かなり盛り上がっている。
MySpaceは7000万人以上のレギュラーユーザーを抱えていると言われており,いろんな分野のタレントにとって,売り込みや登竜門の場ともなっている。Marmaladeとしても,ジャーナリストや写真家,スタイリスト,イラストレーターなどを,この場で発掘していきたいという。
これからは,こうした雑誌の作り方が増えていきそう。
◇参考
MySpace makes foray into print(MediaGuardian.co.uk)
UGCのクロスメディア化は大変興味深く、こうした流れは止められないように思います。
ただ、SNSの個々のユーザが所有する「著作権」はどのように米国では処理されているのか?という点が気になります。
これはtopix.netなどでも同様です。新聞社が自社の記事についての著作権を、topix.netなどに対してどのように主張しているのか、あるいは緩和しているのか?が興味深いです。
ともあれ、その背後には、情報を共有(share)しtていくことで、PUBLIC=social capital=が豊かになる、という価値観があるように思います。