
前回(2008年)の大統領選でオバマ(民主党候補)を支持していたNYタイムズやLAタイムズ、ワシントンポストは、今回もオバマ支持を継続しているが、ヒューストンクロニックをなど9紙は共和党候補(ロムニー)に寝返った。さらに前回オバマを支持していたのに今回はどちらも支持しなくなった新聞が5紙も現れた。逆に前回共和党候補(マケイン)を支持していた新聞でオバマ(民主党候補)支持に移った新聞はわずか1紙である。
前回では、民主党候補(オバマ)を支持した新聞も65紙あって、共和党候補(マケイン)支持新聞25紙を大きく上回っていた。それが今回では36紙に対して28紙と縮まっている。

今回の調査でも、部数の多い新聞でオバマ支持が目立っていた。オバマ支持新聞の購読者総数が930万人に対しロムニー支持新聞の購読者数が506万人となっている。以前から新聞も新聞購読者も民主党を支持する割合が高い。でも明らかに民主党候補を支持する割合が減っており、実際の投票では前回以上に接戦になるのは間違いない。
◇参考
2012 General Election Editorial Endorsements by Major Newspapers