高学年になればなるほど,特に少女はSNSに熱中する傾向が強い。高学年(15-17歳)少女の70%がSNSにはまっていた。少女たちは主に既存の友人との関係を深めるためにSNSを利用しているのに対し,多くの少年たちは戯れる相手を探したり,新しい友人と出会う機会をSNSに求めている。
米国のSNSでは,“ソーシャル”と呼ばれているように,個人プロフィールの公開が当たり前と思われている。ところが社会問題化になったこともあって,個人プロフィールをインターネットユーザーの誰にも公開している10代は34%と少数派になってきている。意外とソーシャルでなかったのだ。今回の調査で,10代SNS利用者の66%が個人プロフィールの公開を友人などに限定していることが分かった。
◇参考
・Pew Internet: Social Networking and Teens (Pew Internet)
・For Teens, Most Social Networking is Not So Social(Micro Persuasion)