ツイッターは騒がれる割には意外とアクティブユーザー数が多くないという印象があった。でも一本調子でユーザー数が増え続けており、GWIの調査では2012年の第2四半期から第4四半期のまでの間にアクティブユーザー数が40%も増えている。以下のグラフで示すように、代表的なソーシャルプラットフォームの中で最も成長率が高い。
(ソース:GlobalWebIndex)
GWIの調査では31市場(16歳から65歳までのグローバル・インターネット人口の約9割をカバー)において、2012年第4四半期のツイッターのアクティブユーザー数は2億8800万人となっている。以下のグラフのように、フェイスブック、グーグル+、ユーチューブに次いで4位となっている。
(ソース:GlobalWebIndex)
ツイッターのアクティブユーザー数の成長率(2012年の第2四半期から第4四半期まで)を、国別ランキングで示したのが次のグラフである。大半の国で、ツイッターのアクティブユーザー数が急増し続けているのだ。
(ソース:GlobalWebIndex)
グローバルのソーシャルプラットフォームの勝ち組ともいえる、フェイスブック、グーグル+、ツイッター、リンクトイン、ピンタレストがいずれも、冒頭のグラフのように、今も高成長の最中にある。先行していた米国では、成長が鈍化し始めていたのだが、以下のグラフのようにアクティブユーザー数が再び勢いよく増えようとしているのが興味深い。その理由としては、モバイル端末(スマートフォンやタブレット)からのアクセスが急増してきたこと、伝統マスメディアとの連携サービスが増えてきたこと、またツイッターのように中高齢ユーザーが増えてきたことがある。
(ソース:GlobalWebIndex)
◇参考
・Twitter Now The Fastest Growing Social Platform In The World(globalwebindex)
・SOCIAL PLATFORMS GWI.8 UPDATE: Decline of Local Social Media Platforms(globalwebindex)