先ほど,私のパソコンのスタートページにしているGoogleパーソナライズド・ページを見て気がついたのだが,既にプレビュー表示サービスが始まっていた。記事見出しの先頭にある+(プラス)マークをクリックすると,プレビューページがポップ表示される。下は,そのスナップショットである(クリックで拡大可能)。
このような機能が備わっていれば,プレビューだけで済ませてリンク先ページに飛ば頻度が減るかもしれない。以前にも触れたが,Ajaxや全文組み込みRSSフィードが普及していくと,ページビューを減らす方向に働く。このプレビュー表示も同じことが言えそうだ。ユーザーにとっては,少ないストレスでページを閲覧できるようになる。でも,ページビューの物差しでビジネスを行っている人には困った話かもしれない。
このGoogleのパーソナライズドページに,私は人気ブログReadWriteWebも登録しているのだが,そのブログエントリーのプレビューには驚いた。スナップショットを見ても分かるように,プレビュー枠で図表込みの全文がスクロールすることにより閲覧できてしまうのだ。こうなれば,わざわざリンク先ページに飛ばなくても済ませる。
下は,リンク先のページである。
プレビューで全文閲覧を,ReadWriteWebが認めたのだろうか。それともGoogleが実験的に行っているだけなのだろうか。全文RSSフィードと同じく,全文プレビューが浸透すると,ページビューの計数のやり方を見直さなければ・・・。
◇参考
・ページビュー神話が崩壊,ネット広告はどうなる(メディア・パブ)
・ページインプレッションを不採用,英国のネット広告で(メディア・パブ)