メディアから得られる価値は、経費をかければ多く得られるのは当然である。平均的なアメリカの消費者は、年間にして1132ドルの価値があると見られるオンラインメディアに165ドルをつぎ込み、その結果960ドルの価値を得ている。一方、オフラインメディアには1600ドルの価値に対して696ドルも使い込んでいるので、正味で904ドルの価値しか得られていないことになる。
今回の調査では、メディアを次の7カテゴリーに分けて、メディアの価値をはじき出している。
Books,
Radio and music,
U.S. newspapers and magazines,
TV and movies,
Video games,
International newspapers and magazines,
User-generated content(UGC) and social networks
それぞれのカテゴリー別に、オンラインからとオフラインから得られる正味の価値を示したのが、次のグラフである。
オンラインユーザーにとって有難いのは、FacebookやYouTubeのようなUGCやSNSからの価値が事実上コストゼロで得られることだ。つまり、年間にして311ドルの価値をタダで貰っているのである。
◇参考
・Online Media Value Outpaces Offline's in U.S.(conversationagent.com)
・Study: Online Media Pays Off for Consumers More Than Offline(All Things D)