動いた。昨日,同社のWebサイト“latimes.com” が刷新した。サイト上にもWebサイトの刷新と方針を載せている。
注目すべきことが二つ。一つは目玉メニューであるcalendarlive.com(http://www.calendarlive.com/)が無料でアクセスできるようになったこと。数年前から有料メニューとなっていた。もちろん無料化への復帰にユーザーは歓迎しているが,有料化時に他サービスに切り替えたユーザーがはたして戻ってくれるかどうか。あるブロガーは「またcalendarlive.comを使ってみたい気はするが,他サービスに慣れてしまったので,元に戻るかわからない」との声も。
もう一つは,今回の刷新時にもRSSフィードの提供を始めなかったこと。当然のように,多くのブロガーから不満のブーイングが。各種イベントを紹介するcalendarlive.comこそは,RSSフィードで集客力を高め,広告売上アップも期待できるように思えるのだが・・。一方で,同社は2月からテスト的にしろRSSリーダーを配布しており,RSSの取り組みに一貫性がない。
今後,相次いで新しい手を打つと宣言しているので,これからの成り行きを期待しましょ。
◇参考
・L.A. Times Launches First Stage of Yearlong Web Redesign
http://www.latimes.com/la-redesign-message.blurb
・LA Times Website Redesigns, Still No RSS
http://www.adrants.com/2005/05/la-times-website-redesigns-still-no-rss.php
・新聞が危ない!,米国の新聞発行部数が1.9%減の急落(訂正版)
http://zen.seesaa.net/article/3293327.html