先ほど,英語版Technoratiのページを見ると,上のように人気検索キーワードのトップに躍り出ていた。Robert Scoble やJason Calacanis などのカリスマブロガーがTwitterの会員になり,Twitterの魅力を熱く語り出したこともあって,今,Twitter中毒者が続出している。またWall Street Journalの記事にも登場し,一般ネットユーザーにも騒ぎが広まろうとしている。
Twitterは,リアルタイムのソーシャルネットワークである。パソコンやケータイを介して,リアルタイムで知り合いと繋がる。SNS的な機能も備わっている。「何しているの?」との問いからはじめて,気軽なやりとりに使うようだが。一回当たりのメッセージ量は半角で140文字以内となっている。会員のメッセージは,RSSフィードでも配信される。
でも,あくまで気軽なコミュニケーション手段のようで,目的のあるビジネス用途には向いていないのかな。会員登録して試してみたのだが,ここまで大騒ぎするサービスと思ったりするのだが。数日間使ってみないと有り難さは分からないかも。
米国のブロガーの意見を読んでみても,Twitter大好き派とTwitter大嫌い派に分かれる。はまった人は,Twitterなしではネット生活を過ごせないとか。信奉者は,モブログ(モバイルブログ)として使ったり,Twitterを介してのニュース収集(たとえばTwitter / nytimes)にも利用しているという。だが一方で,煩わしいコミュニケーションツールに付き合っていられないとTwitterを毛嫌う人も多い。一時のブームで終わると主張する。
日本ではどう受け止められるか興味深い。10代を中心にした若者には受けそうなサービスと思うのだが。今でも,ケータイメールとかSNSで,意味のないやりとりをしたり日記を公開している人が多いし。
◇参考
・Friends Swap Twitters, and Frustration(WSJ.com)
・Odeo、売りに出る(TechCrunch Japanese)
・Twitterの知られざる使い方(ブログヘラルド)
・Technoratiから見たブログの世界(1),Twitter騒動の実態は(メディア・パブ)
・トラフィックが大爆発した“Twitter”(メディア・パブ)