Webサイト上では,これまで何度となく有料サービスが実施されきたが,大半は涙を飲んでいる。
最近では,Los Angeles Times(latimes.com)が人気メニューであるcalendarlive.comを,無料でアクセスできるようにした。サイト刷新の目玉としている。続いて,CNN(CNN.com)は,新しいビデオ・コンテンツ・サービスにおいて,これまで月額4.95ドルで提供していたスペシャルレポートなどを無料化する。
有料サービスの成功事例として持ち上げられるDow JonesのWSJ.comでも,フリーサイトの拡大に力を入れており,有料コンテンツの中の一部記事も閲覧できるようにしている。さらに,Marketwatch.comの買収を1月に終了し,強力な無料コンテンツが加わった。
このように有料化していたコンテンツを無料化に戻すのは,好調なインターネット広告に便乗したいためだ。販売売上が思うように伸びない背景もある。
こうした流れに反して,NY Timesは,同社のWebサイト(NYTimes.com)の有料化を検討している。だが,なかなかGOサインを出せないでいる。メディア分野のブロガーとして影響力のあるSteve Yelvington 氏は,彼のブログの中で「Paid content is dead 」とコンテンツ有料化を手厳しく批判している。NY Timesの有料化プランがうまく実施できるかどうか,厳しそうだ。
◇参考
・Paid content is dead ... or is it?
http://www.yelvington.com/item.php?id=1061
・CNN.comが大攻勢,6月にvideocastingに着手へ
http://zen.seesaa.net/article/3634942.html
・CNN.com To Stop Charging For Online Video
http://publications.mediapost.com/index.cfm?fuseaction=Articles.showArticle&art_aid=30170
・LA Times がWebサイトを刷新,ネットで復活できるか
http://zen.seesaa.net/article/3581682.html
・NY Times,Webの有料サービスに足踏み
http://zen.seesaa.net/article/3502669.html
2005年05月16日
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