米国のTwitter熱が日本にも飛び火してきているようだが,米国のギーク達はもう別の新しいサービスに浮かれ始めている。
Twitterは,先月の音楽見本市SXSW(3月中旬開催)の参加者を通して一気に盛り上がった。特にRobert ScobleなどのカリスマブロガーがTwitterの会員になり,Twitterの魅力を熱く語り出したことが大きかった。
そして1ヵ月も経たないうちに,Robert ScobleやChris Pirilloの著名ギークブロガーが,別の新サービスに惚れ込んだようだ。彼らが新たにはまったサービスは“Ustream”である。
Ustream(Ustream.tv)は手軽にライブビデオ(生動画)をストリーム配信できるサービスである。ビデオカメラ(ウェブカム)をインターネットに接続できれば,誰もが独自のビデオチャンネルを無料で立ち上げることができる。このライブビデオの受像画面をブログなどに貼り付けられる。
RobertScobleのUstream.tvチャンネルはRobertScoble's Show で,Chris PirilloのUstream.tvチャンネルはchrispirillo's Showである。2人とも,ライブビデオを流す時間を予告している。ScobleがWeb2.0 Expoの会場から,ライブビデオを送るようだ。
実際に,どのようなビデオ(動画)を流しているのだろうか。過去のライブビデオの録画が,YouTubeに投稿されていたので,以下に貼り付けておく。
*RobertScobleのライブビデオの録画
*Chris Pirilloのライブビデオの録画
どちらも,特別の準備もなく,その時間帯の本人の姿を撮っているだけである。Twitterが独り言のようなインスタントメッセージ(あるいは短いブログエントリー)を送っているように,Ustreamも本人の何気ない姿を送るだけのようだが・・。普段はそうだが、イベントのような動画を送ったりもできそうだ。
今月15日から始まったWeb2.0 Expoの会場から,Scobleは会場の様子をライブで中継する。その画面を下に貼り付けておく。ライブの時間帯になれば,動画を視聴できるはずだが・・。
(このエントリーの投稿寸前に,下の画面にライブビデオが送られてきたのには驚いた。最初は視聴者数は20人前後であったが,すぐに30人へと増えていった)