26%が他のニュースサイトから。19%がサーチエンジン/ディレクトリーサイトから。9%がエンターテイメント系ページから。今後は,RSSリーダーやブログ経由のアクセスが増えていくのだろう。
米国の新聞紙は一部を除きローカル紙が中心で,購読者も特定地域に偏っている。その新聞紙のオンライン版もローカル性が高いのだろうか。そこで,新聞社系ニュースサイトにアクセスする閲覧者の所在地も調べた。
New York Timesのサイトでは, New York/New Jersey/Connecticut の3州以外からのアクセスが72%も占めた。新聞紙購読者の10倍近いWeb登録者を抱えているのも,うなずける。このあたりが,日本の新聞社との大きな違いだ。Washington Postのサイトは,69%の来訪が地元の Virginia, Maryland, Washington, D.C以外からであった。両紙ともブランドもあり,全米のみならず国際的にも通用するコンテンツを発信しているからこそ,新聞紙がリーチできない地域をオンライン版でカバーできる。
◇参考
・Hitwise: Print Pubs Confront Complexity as They Go Online(Online Media Daily)