米国の新聞社は,経営者から記者に至るまで,新聞危機を差し迫った現実問題ととらえている。だからネットへの取り組みも本気だ。可能性があれば,いろんなことに挑戦しようとする。ポッドキャスティングが出てくれば,マイクに向かおうとする記者が現れる。このページの写真のように,かならずしも若い記者だけが取り組んでいるのではない。新聞社サイトのブログでも,中堅のやり手記者がブロガーになっている場合が多い。
「マイクに向かってしゃべっても金にならない」と切り捨てると何も起こらない。ポッドキャスティングを実施することにより,新たにモバイル聴取者へリーチを拡大できるし,広告メディアとしても立ち上がるかもしれないのだ。
◇参考
・Papers Turn to Podcasting, the Newest of Media
・ポッドキャスティング,新聞・雑誌の再生に一役を