(ソース:Valleywag)
大成功するには30歳では遅すぎるのかな。今までにない概念・仕組みの技術やサービスを生み出していくには20代の突破力が必要なのだろう。中には,最新の技術やサービスを組み合わせて(焼き直して),マネージングの巧さで成功した者もいる。でもやはり20代には,金儲けよりも,既成の技術やサービスを覆えすぐらいの技術やサービスの創造に挑んで欲しい。
またBusinessWeek.com では毎年,次世代を担う30代歳以下の技術系ベンチャー起業家を選出している。今年も13社の起業家を選んだ。その中で気になる者を,以下に載せておく。ここでの年齢は起業した年ではなくて,現在の年齢である。
・Clearspring Technologies
-Hooman Radfar (26), Austin Fath(26)
・Ooma -Andrew Frame(27)
・Last.fm -Richard Jones(24), Felix Miller(30)
・IMVU -Eric Ries(28)
・Loopt -Sam Altman(21)
・Twitter/Obvious -Jack Dorsey(30)
・Atlassian -Mike Cannon-Brookes(27),Scott Farquhar(27)
Last.fmや Twitter/Obvious なんかは,今や注目度抜群でモテモテのベンチャーとなっている。これ以外で注目しておきたいベンチャー企業として,Clearspring Technologiesを簡単に紹介しておく。2004年設立だから,創業者のRadfarとFathが23〜24歳の時である。
ClearspringはWidgetシンジケーションの会社である。企業がコンテンツをWidgetの形で発信するのを支援する会社である。企業Widgetの作成,配信,利用状況のトラッキングを行う。同社が供給するWidgetは,これまで累計35億回も閲覧された。毎日,同社発のWidgetが6000万回も見られているという。パートナー企業にはNBA, Universal Pictures, the Indianapolis Colts, RockYouが。
◇参考
・Is 30 too old to start a company?(Valleywag)
・Tech's Next Gen: The Best and Brightest(BusinessWeek)
・・CLEARSPRING WIDGETS HIT 3 BILLION MARK(Clearspring,プレスリリース)
を思い出した。