前置きが長くなったが,そのEngadgetが中国に進出,中国語版(Engadget China)を創刊することになった。現在,ベータ版が立ち上がっている。Engadgetの翻訳だけではなくて,現地スタッフによる中国市場向けのオリジナルコンテンツも加える。中国の富裕族の間では,高額のケータイやデジタル家電に対する購入意欲が高いだけに,広告メディアとしてもうまくいきそうだ。ところで,ブログだから中国政府に登録しているかな?登録していないと閉鎖されますから。
Engadget(ブログ出版社Weblogs,Incのメンバー)は,今回の中国語版を皮切りに,相次いで数カ国語向けのEngadgetを創刊することになっている。
商用インターネットが登場して以来,米国ではオンライン専門出版社が相次いで登場してきた。CNETが第1世代とすれば,Techtargetなどが第2世代,そしてブログ出版を核にしたWeblogsなどが第3世代と言えよう。CNETやTechtargetは,このブログでも紹介したように,海外進出を果たしている。特に東アジアでの展開に注力する。そして,海外進出が秒読みと言われていた米ブログ出版社が,いよいよ動き始めたのだ。
◇参考
・Introducing Engadget China(Engadget)
・ビル・ゲイツ, ガジェット・ブログのインタビューでRSSやブログを語る
・ビル・ゲイツ,再びガジェット・ブログのインタビューに登場